2021.12.27
サウナで若返る仕組みを解説。サーチュイン遺伝子とは?
こんにちは、ココサウナ代表の塚田です。
いつまでも健康で若々しくありたいと願うのは、人類の永遠のテーマですよね。
今回は、サウナが「老化予防」に役立つ仕組みについてお伝えしていきます。
サーチュイン遺伝子とは?
サウナと老化予防の関係を理解するには、「サーチュイン遺伝子」について理解することが大切です。
サーチュイン遺伝子(Sirtuin)とは、別名で「長寿遺伝子」とも呼ばれている、哺乳類などの動物全般に備わっている遺伝子のことです。
サーチュイン遺伝子の発現量を増やすことで、老化制御につながる効果を得られたとする実験効果が多数報告されており、老化抑制に期待が集まっています。
近頃、ホリエモンも飲んでいると言われている、「nmn」というサプリメントが流行っていますが、nmnはサーチュイン遺伝子に働きかけるサプリメントとなっています。
※NMNとはニコチンアミドモノヌクレチドの略
しかし、nmnサプリメントは1-3万円という価格ということもあり、効果があるであろう摂取量を摂取するには大きな負担となっていることもあります。
サーチュイン遺伝子は空腹時にも発言することがわかっており、断食などにも注目が集まっていますが、サウナと冷水を浴びる、温冷交互浴を行うことで、同様の効果を得られることがわかっています。
サウナでサーチュイン遺伝子が活性化
なぜサウナでサーチュイン遺伝子が発現するのか?というと、サウナの熱気と、冷水の冷気で一時的に体が「危機状態」になるからです。
空腹時の飢餓状態と同じように、体が危機状態になることによって、細胞にストレスを与えられます。
細胞が一時的にストレスを受け、その変化に対応するために、サーチュイン遺伝子が活性化するのですね。
サーチュイン遺伝子が活性化することにより、「遺伝子情報の伝達」が正常に行われ、老化の防止に繋がります。
老化とは細胞のコピーの失敗
そもそも、なぜ人は老化するのでしょうか?
書籍、「LIFESPAN(ライフスパン)―老いなき世界」では、「老化とは情報の喪失にほかならない」と記されています。
つまり、遺伝子から読み出される情報がおかしくなってしまうことで、様々な老化の症状を発生させるのだと著者は言っています。
私達の身体では、常にダメージを受けた後の細胞はすぐに修復されると思います。
例えば、皮膚が傷つけば再生したり、日焼けをしても元の色に戻ったりします。
しかし、「細胞のコピー」に失敗すると、傷の後が残ったり、シミやシワとして私達の身体に老化が現れます。
つまり、細胞がコピーされる際に、DNAが損傷し、正常にコピーされていない状態になるのですね。
サーチュイン遺伝子が活性化することによって、DNAの情報伝達が正常に行われ、老化を防げるとされています。
人間死ぬことは避けられませんが、常に若く生きていたいもの。老化しにくい身体を手に入れたいですね。
サウナなら、キツイ食事制限やキツイ運動も必要なし。
サウナに入るだけで、細胞を活性化させることができるのでオススメです。